イメージと動画はWebサイトの最重要コンテンツです。どんなデバイスに対しても高精細なコンテンツを高速に届けることがどんなサイトでも必要です。
レスポンシブ対応も考えなくてはいけません。そしてイメージや動画を駆使したサービスやサイトの開発の際には、様々なクリエーターやプロダクションとの協業することが一般的です。
コンテンツの制作段階からエンドユーザーへの配信まで、そしてサービスのライフサイクル全般に渡ってコンテンツを一気通貫で管理するサービス、それがCloudinaryです。
各ステージでは、すでにお使いのサービスも利用できます。
例えばCDNは独自のCDNのほか、Akamaiなども利用できます。この場合、送出前にCloudinry側でデータ圧縮を行うことで、一般的には容量で課金されるCDNの利用コストを大幅に削減します。
ストアしたイメージや動画データの圧縮やオーバレイが、URLでのパラメータ設定で行えます。
例えばイメージのサイズ指定をすると、Cloudinaryから送出する時点で、それに合わせてイメージを変換します。サイズを変更してから配信しますので、バンド幅を最適化できます。
また、AndroidやiOSなどの各端末が対応できる最適なイメージや動画フォーマットを検知して自動変換することもできます。
イメージを呼び出すURLに個人名や「Sale」などのイメージを追加するだけで簡単にオーバレイ(焼き込み)ができます。処理はCloudinary上で瞬時に行われ、表示速度にはほとんど影響がありません。
Cloudinaryでは様々なツールに対応したAPIを提供しており、CRMやマーケティングオートメーションツールからお名前の文字列などをURLに追加して出力するだけで、パーソナライズしたイメージや動画を提供できます。次の例はユニフォームにお客様の名前をオーバレイした例です。
http://res.cloudinary.com/cloudinary-roni/image/upload/l_text:laligafont.ttf_700_letter_spacing_-40:
13,co_rgb:F2BC42,y_-150,x_-175,a_3/l_text:laligafont.ttf_150:Yoshihisa,co_rgb:F2BC42,y_-600,x_-150,a_3,e_distort:arc:50/l_no_sleeve_transparent_3,fl_cutter/u_barcelona/w_1000/no_sleeve_transparent_3.png
Yoshihisa をDigitalに変えるだけで文字列を変えられます。
パラメータが直接に見えないよう隠すこともできます。
Cloudinaryは画像内の物体の認識を行い、その結果をもとにした自動変換を行えます。
例えば画像中の注目オブジェクトを認識し、その物体を切らないようにクロップできます(オートクロッピング)。次の例では、魚の形を注目オブジェクトと認識して、切れないようにクロップしています。
Cloudinaryはクリエイティブと開発者がイメージや動画などのアセットをスマートに共有できるようにするデータアセットマネジメント(DAM)機能を備えています。
ストアしたデータに対して、画面全体の色味などや、中に写り込んでいるものや人を検出してタグを付けられ(オートタギング)、インテリジェントな検索が可能になります。独自の分類に合わせてAIを鍛えることもできます。また各種CMSに組み込み可能なウィジェットも提供します。